院長挨拶

新年度挨拶(兼院長就任のご挨拶)

 
過去から学び、今日のために生き、未来に対して希望をもつ。大切なことは、何も疑問を持たない状態に陥らないことである。(アインシュタイン)
 
令和2年3月末を以て退官されました冷牟田浩司先生の後任として、4月1日より都城医療センターの院長を拝命しました。前任地の九州医療センターから副院長として2年前に当院に異動し、このたび重責を担うこととなり身の引き締まる思いに加え、折からのコロナウイルスの世界的流行という厄災の中での船出となり、心安からぬ思いです。前院長が掲げた病院理念を引き継ぎ、当院が果たしている地域周産期母子医療センターと地域がん診療連携拠点病院としての機能を維持・発展させるとともに、今後のさらなる高齢化に対応すべく包括ケア病床を運営し、地域に密着した診療ネットワークの要となれるように努めてまいりたいと思います。
厳しさを増す医療環境に加えてコロナウイルスの世界的流行という逆境の中に置かれていますが、だからこそ、私たち医療人は「希望(HOPE)」を持って職務にあたりたいと思います。
HOPEの一文字ごとに秘める気持ちをここで述べ、年度初めの所感としたいと思います。

1) Honest 誠実であること。患者はもちろん職場の人間関係でもお互いに誠実であり、規則に対しても誠実に遵守することは、医療人として大切なことです。互いを尊重しあい、感謝をもって接することができる環境作りに取り組みたいと思います。

2) Open 開かれた心をもつこと。自分も含め人は、知らないことは心を鎖し、苦手な相手には目をつむりがちになりますが、そういうことに対しても心を開けて、対話できるようにする。そして問われたときには自らの考えをきちんと説明できるようにしていきたいと思います。

3) Positive 前向きであること。起こしてしまったこと、過ぎてしまったことは、嘆いたところで何も生まれません。またどうせ変わらないという無気力は活力を削ぐ病です。失敗があったとしてもそれを糧にして改善し、未来にはそれ以上の稔りを手にするという積極的な姿勢で何事にも向かっていきたいと思います。

4) Enjoy 楽しむこと。つらく苦しい事も多々ありますが、私たち専門職は自らの技能を磨き、社会で活かすことに楽しみを見いだせる職業でもあります。働くだけでなく勤しむことで、より高いところを目指すことで楽しみ、仕事が終われば自分の自由時間を十分に楽しむことができれば、よい治療を患者に還元し、患者の皆さんに楽しみと安楽を提供できると信じます。

最後になりましたが、地域の医療を担われている皆様並びに医師を派遣していただいている関連大学の諸先生、保健所を初め厚生行政に関わる皆様からのご指導やご支援がなければ、当院の機能を十分に発揮することはかないません。これからも忌憚なきご意見とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

令和2年4月1日 院長 吉住 秀之
 


 

更新日:2020.05.08